Ducatiに乗りたいけど、維持費のことが心配で購入に踏み出せない方いませんか?
当店に現車確認にいらっしゃる方でも、お目当ての車両そっちのけで所有した後の維持費のことを先にご質問される方が多いです^^;
心の中では、「まず車両が気に良って、欲しいってなってからで良いんじゃないですか?」って思いますが、そうご心配になるお気持ちもわかります。
ご心配なさっているのは、
「いざ買ったはいいけど、維持費が回らなくなって乗れなくなったらどうしよう」
「壊れて修理費にとてつもない金額かかったらどうしよう」
ということですね。
Ducatiが壊れやすいかどうかは以前に書いた記事、<Ducatiって本当に壊れやすい?プロが教えるウソorホント>でご説明していますので、まだお読みになっていない方は是非御覧ください。
簡単に言うとDucatiは壊れやすいのではなく【消耗が早いのです】。その為、国産車に比べ”多少”維持費が増えるのは事実です。
代表的なところでは、良くご質問にも出ますが【コグドベルト】と【乾式クラッチ】です。上記2つが国産車には無くDucatiならではでお金が掛かるところです。
では、個別にご説明していきます。
【コグドベルト】
Ducatiはエンジンのタイミングをゴムのベルトで司っています。繊維が入っていますので滅多に切れる事はありませんが、切れると悲惨なことになります(;_;)
メーカー指定の交換サイクルは1万5千km~2万km、もしくは2年に1回車検毎です。ゴムなので使用距離の他に経過年数も耐久性上重要です。
これが過ぎたからといって切れるわけでは無いのですが、保険的な意味合いも含めて早め早めの交換をお勧めしております。
以下が簡単な料金です。
2V空冷 ¥14,240~¥18,220
4V水冷 ¥18,220~¥23,980
工賃 2V¥8,000~ 4V¥12,000~
(車種によりますのでお気軽にお問い合わせください)
【乾式クラッチ】
乾式クラッチは乗る人や環境によって大幅に差がでますので一概に使用限度をお伝えできません。5,000kmでダメにしてしまう人もいれば25,000kmでも大丈夫な人もいます。
まず消耗が進んでくると音が大きくなります。街で乾式クラッチの音を偉そうに鳴らしている車両は大抵消耗しています(笑)
次にジャダーが出ます。
Ducatiのジャダーは結構大きい音を伴いますので、初めて経験された方はミッションが壊れたのではないかと心配なさる方もいます。
最後に滑り出します。エンジン音ばっか上がってバイクが進んでいきません。騙し騙し使っていた方もそろそろ交換を考えます。
クラッチは基本的にはAssyで交換をお勧めしています。
インナードラム ¥14,620
アウターハウジング¥23,860
ディスクSET ¥29,840
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合計 ¥68,320
工賃¥16,000です。
普通に使えているから大丈夫と思っていても交換すると、乾式クラッチって本当はこんなにも静かで扱いやすいんだ!っときっと驚きますよ♪
壊れるとか維持費がすごいとか悪しき噂が多いので、あえてこのような記事を書きましたが、基本的に国産車とそこまで維持費は変わらないと思って頂いて大丈夫です!
お困りの時は当店にご相談いただければ、ご予算の範囲内で済むプランをご提案させていただきます!
維持費など気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください!
是非気軽にDucatiを楽しみましょう♪
*店主からのお願い
ご来店の際は、事前にお電話またはメールにてご予約をお願いしております。
当店少人数で営業している為、急なご来店には対応できない事が多く完全ご予約制とさせて頂く事としました。
ご面倒とは思いますがご協力お願い致します。
volto 担当 萩原
tel 0466-90-3145
店主直通 090-2323-5606
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